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秋田の酒売り場で「太平山」というラベルを見かけて、造っている小玉醸造がどんな蔵なのか気になった方も多いのではないでしょうか。調べてみると味噌や醤油の名前も一緒に出てきて、「酒蔵なのか味噌屋なのか、どっちなんだろう」と首をかしげた方もいるかもしれません。
先に答えをお伝えすると、小玉醸造は秋田県潟上市飯田川にある、明治12年(1879年)創業の醸造会社です。醤油・味噌づくりから始まり、大正2年(1913年)に清酒「太平山」の醸造を始めました。いまも「清酒太平山」と「ヤマキウ秋田味噌醤油」の二本柱で、手間のかかる生もと造りや吟醸酒を主力にしている蔵です。令和7酒造年度の全国新酒鑑評会では、太平山の出品酒が金賞を受賞しています。
この記事では、小玉醸造の歩みと酒造りの考え方、看板の「天巧」シリーズ4本を含む太平山8本の公式スペック、季節の限定酒、温度別の楽しみ方、蔵見学と蔵ショップの利用方法までを、蔵元が公表している数値をもとに整理します。
・小玉醸造が味噌・醤油から酒造りへ広げた147年の歩み
・天巧・天巧20・天巧35・天巧50の精米歩合と日本酒度の違い
・澄月・生もと純米・壽保年・本醸造生原酒の選び分け
・蔵見学(5名以上・1人1,000円)と蔵ショップの使い方
小玉醸造とはどんな蔵?味噌・醤油から始まった147年の歩み

始まりは酒ではなく醤油と味噌だった
小玉醸造の出発点は日本酒ではなく、醤油と味噌です。公式サイトの企業情報によると、創業は明治12年(1879年)。まず醤油・味噌の製造から事業を始め、その後に酒造りへ広がっていきました。
なぜ醸造会社が酒へ進んだのかを考えると、醤油・味噌・日本酒はどれも「麹」を使う発酵食品だという共通点が見えてきます。米や大豆に麹菌を育て、その酵素で原料を分解していく工程は、仕込む物こそ違っても根っこは同じ技術です。麹を扱う職人と設備を持っていた会社が酒造りに踏み出すのは、自然な流れだったといえます。
酒屋や自宅でこの背景を確かめたいときは、ラベルの製造者表示を見てみてください。太平山の瓶にも、スーパーの味噌売り場に並ぶ「ヤマキウ」の味噌にも、同じ小玉醸造株式会社の名前が入っています。同じ蔵の味噌をおつまみに添えると、ちょっとした話のタネになります。
知っておくと得する豆知識として、明治40年(1907年)に小玉合名会社を設立し、翌明治41年(1908年)には秋田支店を開いています。酒造りを始める前から、秋田の中心部へ販路を広げていたことがわかります。
大正2年に清酒「太平山」が生まれた
清酒「太平山」の醸造が始まったのは大正2年(1913年)です。醤油・味噌の創業から34年後に、酒蔵としての歴史が始まりました。
銘柄名の「太平山」は、秋田市の北東にそびえる山の名前です。秋田の人にとっては古くから信仰を集めてきた身近な山で、地元の象徴の名を酒につけたことからも、地域に根ざした酒を目指した姿勢が読み取れます。
酒屋で見分けるときは、読み方に注意してください。「たいへいざん」と読みます。ネット通販で検索するときも「たいへいざん」「太平山 小玉醸造」と入れると、同名の山の観光情報に埋もれずに商品ページへたどり着きやすくなります。
ひとつ注意点として、大正2年を「1912年」と紹介しているサイトも見かけます。大正元年が1912年7月からなので混同しやすいのですが、蔵元の沿革では大正2年(1913年)と明記されています。年号を引用するときは公式の表記に合わせるのが安心です。
昭和8年に冷用酒を全国で初めて発売した
太平山の歴史で押さえておきたいのが、昭和8年(1933年)に冷用酒を全国で初めて発売したという記録です。翌昭和9年(1934年)には全国酒類品評会で第1位を獲得しています。
当時の日本酒は、燗をつけて飲むのが当たり前でした。冷やして飲むことを前提に設計した酒を商品として打ち出したのは、飲み方そのものを提案する試みだったといえます。いまでこそ冷酒は当たり前ですが、その先駆けのひとつが秋田の蔵から生まれていたわけです。
この歴史を知ったうえで太平山を選ぶなら、まずは冷やして飲んでみるのがおすすめです。冷蔵庫で10℃前後まで冷やした純米吟醸を小ぶりのワイングラスに注ぐと、香りがグラスの中にこもり、冷用酒の系譜を感じ取りやすくなります。
ただし「冷用酒の元祖だから燗には向かない」と決めつけるのは早計です。後で紹介するように、太平山は生もと造りも主力にしており、燗で表情が変わる酒もそろっています。

「秋田のお酒はおいしいと聞くけれど、蔵がいくつあって、どこから手をつければいいのかわからない」——日本酒売り場で秋田の棚を前に、そう立ち止まった経験はありません…
いまも味噌と酒の二本柱で続く家業
小玉醸造は現在も、清酒太平山の製造販売と、ヤマキウ秋田味噌醤油の製造販売を事業の柱にしています。代表取締役は5代目当主の小玉真一郎氏、従業員数は53名です。
昭和60年(1985年)には株式会社へ組織を変え、同じ年にヤマキウ秋田味噌が天皇杯を受賞しました。酒だけでなく味噌でも全国レベルの評価を受けているのが、この蔵のユニークなところです。
読者の立場でこの二本柱を活かすなら、蔵ショップやオンラインショップで酒と味噌をまとめて選ぶ楽しみ方があります。太平山の純米酒に、ヤマキウの味噌を焼いた「焼き味噌」を合わせると、同じ蔵の麹から生まれた味どうしで、香ばしさと米の旨みが重なります。
| 年 | 出来事(小玉醸造 公式沿革より) |
|---|---|
| 明治12年(1879年) | 創業。醤油・味噌の製造から始まる |
| 明治40年(1907年) | 小玉合名会社を設立 |
| 大正2年(1913年) | 清酒「太平山」の醸造を開始 |
| 昭和8年(1933年) | 冷用酒を全国で初めて発売 |
| 昭和9年(1934年) | 全国酒類品評会で第1位 |
| 昭和60年(1985年) | 株式会社へ組織変更、ヤマキウ秋田味噌が天皇杯受賞 |

注意点として、社名に「酒造」ではなく「醸造」とついているため、酒蔵の一覧で探すと見落とすことがあります。秋田の酒蔵を調べるときは「小玉醸造」「太平山」の両方で検索してみてください。沿革の詳細は小玉醸造の企業情報ページで確認できます。
太平山の味はどこから来る?生もと・吟醸を主力にする理由
あえて手間のかかる生もとを主力にしている
小玉醸造は、公式サイトで「手間暇のかかる生もとや吟醸を主力」にしていると明言しています。効率よりも、手間をかけた造りで味を作る方針の蔵です。
生もと(きもと)は、酒母(しゅぼ)と呼ばれる酒のスターターを、自然の乳酸菌の力で育てる昔ながらの方法です。現在主流の速醸(そくじょう)は乳酸を加えて短期間で酒母を作りますが、生もとは乳酸菌が育つのを待つため、酒母づくりに倍ほどの日数がかかります。そのぶん多様な微生物がかかわり、コクと酸がしっかりした骨太な味わいになりやすいのが特長です。
ラベルで見分けるときは「生もと」「生酛」「きもと」の表記を探してください。太平山なら「生もと純米 白神山水仕込み」がその代表です。蔵元は「生酛ならではのコクとキレ」と説明しており、口に含むと米の旨みがじわりと広がったあと、後口はすっと切れていきます。
豆知識として、生もとと似た言葉に「山廃(やまはい)」があります。山廃は生もとの工程のうち、米をすりつぶす「山卸し」を省いた方法です。どちらも自然の乳酸菌を使う点は同じなので、生もとが好きなら山廃の酒も試してみると好みの幅が広がります。
白神山地の湧水「白神山水」で仕込む酒がある
太平山の生もと純米は、世界自然遺産として知られる白神山地の湧水「白神山水」を使って仕込まれています。商品名にも「白神山水仕込み」と入っているほど、水にこだわった1本です。
日本酒の成分の8割ほどは水なので、仕込み水の性質は味わいに直結します。蔵元はこの酒について「『白神山水』由来の柔らかな口当たり」と表現しています。生もと特有のコクがありながら口当たりがやわらかいのは、この水の影響が大きいと考えられます。
具体的に味わいを確かめるなら、同じ温度で「澄月」と飲み比べてみるのがわかりやすい方法です。澄月は吟醸香が華やかで喉をすっと通るタイプ、生もと純米は香りが穏やかでふくらみのあるタイプ。水と酒母の違いが、グラスの中ではっきり感じ取れます。
注意点として、「白神山地の水を使っている=すべての太平山が白神山水仕込み」ではありません。商品名に白神山水の記載がある酒について、蔵元が水を明記しているという理解にとどめておくのが正確です。
酒米は山田錦・秋田酒こまち・美山錦を使い分ける
太平山の主要銘柄を公式スペックで並べると、酒米は山田錦・秋田酒こまち・美山錦の3種類が使い分けられています。天巧シリーズと壽保年は山田錦100%、澄月は秋田酒こまち100%、生もと純米とひやおろしは美山錦100%です。
山田錦は兵庫県を主産地とする酒米で、心白(しんぱく)と呼ばれる中心部のでんぷん質が大きく、高精白に耐えるため大吟醸に多く使われます。秋田酒こまちは秋田県が開発した酒造好適米で、すっきりとした酒質になりやすいとされます。美山錦は長野県で生まれた寒冷地向けの酒米で、東北の蔵でも広く使われています。
選ぶときの目安として、「華やかで透明感のある酒を飲みたいなら山田錦の天巧」「秋田らしさを感じたいなら秋田酒こまちの澄月」「食事と合わせてコクを楽しみたいなら美山錦の生もと純米」と覚えておくと迷いません。
知っておくと得するのは、同じ純米系でも酒米が違えば価格帯も変わるという点です。山田錦の純米大吟醸は精米歩合を下げるほど値が上がり、天巧20は720mlで12,430円。一方、美山錦の生もと純米は720mlで1,540円と、毎日の晩酌にも手が届く価格です。
・手間のかかる生もと造りと吟醸造りが主力
・生もと純米は白神山地の湧水「白神山水」で仕込む
・酒米は山田錦・秋田酒こまち・美山錦を銘柄ごとに使い分け
令和7酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞
小玉醸造は2026年6月3日、令和7酒造年度の全国新酒鑑評会で太平山の出品酒が金賞を受賞したと公式サイトで発表しました。平成28酒造年度にも金賞を受賞しており、吟醸造りの技術が継続して評価されている蔵です。
全国新酒鑑評会は、その年に造られた吟醸酒を審査する、日本酒業界でもっとも歴史のある品評会です。出品酒は各蔵が技術の粋を集めて仕込む特別な酒で、ここで金賞を取ることは、造り手の技量を示す指標として受け止められています。
酒屋で受賞歴を見分けるときは、ラベルや首掛けの「金賞受賞」の表示に何年度の、どの審査会の受賞かが書かれているかを確認しましょう。受賞の詳細は小玉醸造のお知らせ(全国新酒鑑評会 金賞受賞)で確認できます。
ここで気をつけたいのは、「金賞を取った酒」と「店頭で買える酒」は必ずしも同じではないことです。鑑評会の出品酒は少量の特別仕込みで、市販品とは別物のことが多いのです。受賞を目安に蔵を選ぶのはよい方法ですが、市販品の味は公式スペックで確かめるのが確実です。
天巧シリーズ4本の違いは?精米歩合20%から50%を数値で比較

基準になる「天巧」は精米歩合40%の中口
天巧(てんこう)シリーズの基準になるのが、数字のつかない「純米大吟醸 天巧」です。山田錦100%を精米歩合40%まで磨き、アルコール度数16度、日本酒度+2.0の中口に仕上げています。価格は720mlで3,740円、1.8Lで7,480円、180mlで1,100円です。
蔵元はこの酒を「気高さの中に同居する圧倒的な存在感。これぞ太平山の真骨頂。」と紹介しています。精米歩合40%は純米大吟醸の基準(50%以下)を大きく下回る磨きで、米の外側にある雑味のもとを削ったぶん、口に含むと透明感のある甘みが広がり、日本酒度+2.0のほどよいキレで後味がまとまります。
初めて天巧を試すなら、180mlの小瓶から始めるのが賢い選び方です。1,100円で天巧の味を確かめられるので、気に入ったら720mlや1.8Lへ進めば失敗がありません。贈答用なら720mlが化粧箱に収まりやすいサイズです。
注意点として、天巧は「数字なし」と「数字あり(20・35・50)」で別の商品です。通販で「天巧 720ml」とだけ検索すると天巧50や天巧35も一緒に表示されるので、商品名の数字を必ず確認してから注文しましょう。
| 酒蔵・産地 | 小玉醸造(秋田県潟上市) |
| 特定名称 | 純米大吟醸(山田錦100%) |
| 精米歩合 | 40% |
| アルコール度数 | 16度(日本酒度+2.0・中口) |
| 内容量・価格 | 720ml/3,740円(税込・公式) |
| おすすめの飲み方 | 10℃前後に冷やしてワイングラスで |
天巧20は精米歩合20%のフラッグシップ
シリーズの頂点に立つのが「純米大吟醸 天巧20」です。山田錦100%を精米歩合20%まで磨き上げ、アルコール度数16度、日本酒度±0.0。価格は720mlで12,430円です。
精米歩合20%とは、玄米の外側を80%削り、中心の20%だけを残すという意味です。米の芯に近い部分ほどでんぷんの比率が高く、雑味のもとになるたんぱく質や脂質が少なくなります。蔵元が「柔らかく透明感に溢れた飲み口と、華やかで高貴な吟醸香」と表現するのは、この磨きの成果です。
天巧20が活きるのは、特別な日の乾杯や大切な方への贈り物です。グラスに注ぐと、熟れた果実を思わせる華やかな香りが立ちのぼり、口に含むと水のようになめらかに広がって、甘みの余韻が静かに残ります。
注意したいのは、高価な酒ほど温度管理で差が出るという点です。常温で長く置くと香りが鈍くなるので、届いたら冷蔵庫で保管し、開栓後は数日のうちに飲み切る計画を立てておくと、この酒の持ち味を逃しません。

日本酒のラベルに小さく書かれた「精米歩合50%」という数字。なんとなく高級そうだとは思っても、その数字が味や香りにどう関わるのか、正確に説明できる人は意外と多く…
天巧35は日本酒度-2.3のやわらかな甘み
「純米大吟醸 天巧35」は、山田錦100%・精米歩合35%・アルコール度数16度・日本酒度-2.3。価格は720mlで8,690円です。シリーズの中で日本酒度がもっともマイナス側にあり、甘みを感じやすい設計です。
日本酒度は、酒に含まれる糖分の量をおおまかに示す数値で、マイナスほど糖分が多く甘口寄り、プラスほど辛口寄りになります。蔵元は天巧35を「香り高く雑味の少ないクリアな味わい」と説明しており、華やかな香りとふくよかな甘みが、雑味のない透明な酒質の中でまとまっています。
甘口寄りのフルーティーな日本酒が好きな方、ワインから日本酒に入った方には、天巧シリーズの中でまず天巧35を試してほしいところです。冷やしてデザートワインのように、食後にゆっくり飲むのも向いています。
豆知識として、日本酒度だけで甘辛は決まりません。酸度やアルコール度数、香りの強さでも感じ方は変わります。天巧35が甘いと感じるか、すっきりと感じるかは、実際の温度や合わせる料理でも変わってくると覚えておいてください。
天巧50は毎日楽しめる入口の純米大吟醸
「純米大吟醸 天巧50」は、山田錦100%・精米歩合50%・アルコール度数15度・日本酒度-0.1。価格は720mlで2,750円、1.8Lで5,500円です。シリーズの中で、もっとも手に取りやすい純米大吟醸です。
精米歩合50%は、純米大吟醸を名乗れる基準ちょうどの数値です。蔵元が「香りが穏やかでスッキリとした味わい」と説明しているように、華やかさを前面に出すよりも、食事の邪魔をしない穏やかな酒質に仕上げています。
普段の晩酌に純米大吟醸を取り入れたい方には、天巧50がちょうどよい選択です。刺身や白身魚の塩焼き、湯豆腐のようなやさしい味の料理と合わせると、酒の穏やかな香りと料理のだしの旨みがけんかせずに寄り添います。
ここで紹介しておきたいのが、よくある失敗パターンです。「精米歩合が低いほど上等だから、どんな場面でも天巧20が正解」と考えて、焼き魚や煮物の食卓に天巧20を合わせたところ、華やかな香りが料理のにおいとぶつかって、どちらの持ち味も感じにくくなった――という失敗です。原因は、高精白の酒ほど香りが華やかになり、食事より単体で味わうのに向く設計になっていることです。対策として、食中酒には香りが穏やかな天巧50や天巧、単体でじっくり向き合う時間には天巧20と、場面で分けて選びましょう。
| 比較項目 | 天巧20 | 天巧35 | 天巧 | 天巧50 |
|---|---|---|---|---|
| 精米歩合 | 20% | 35% | 40% | 50% |
| アルコール度数 | 16度 | 16度 | 16度 | 15度 |
| 日本酒度 | ±0.0 | -2.3 | +2.0 | -0.1 |
| 720ml価格(税込) | 12,430円 | 8,690円 | 3,740円 | 2,750円 |
日本酒の教科書調べ(小玉醸造公式オンラインショップの公表値。原料米はいずれも山田錦100%)
実は、この表で意外と知られていないのが「一番磨いた天巧20が一番辛いわけではない」という点です。日本酒度を見ると、もっとも辛口寄りなのは精米歩合40%の天巧(+2.0)で、天巧20は±0.0のちょうど中間。精米歩合は香りや透明感の目安にはなっても、甘辛の目安にはなりません。シリーズを選ぶときは、精米歩合で「香りの華やかさ」、日本酒度で「甘辛の方向」と、2つの軸で見るのがコツです。
食卓の定番にするならどれ?澄月・生もと純米・壽保年・生原酒
純米吟醸 澄月は秋田酒こまちの華やかな中口
「純米吟醸 澄月(ちょうげつ)」は、秋田酒こまち100%・精米歩合55%・アルコール度数15度・日本酒度+0.5の中口です。価格は720mlで1,870円、1.8Lで3,740円。太平山の中で、秋田の酒米で造られた吟醸酒を手ごろに楽しめる1本です。
蔵元は澄月を「華やぎのある吟醸香と、スーッと喉を通る優しい飲み口」と紹介しています。精米歩合55%の吟醸造りで香りを引き出しつつ、日本酒度+0.5と甘辛のバランスを中央に置いているため、口に含むとやわらかな甘みがふわりと広がり、飲み込んだあとは重さが残りません。
「秋田の日本酒を1本試したい」という方には、まず澄月を手に取ってほしいところです。冷やしても常温でも味が崩れにくく、焼き鳥の塩、天ぷら、きりたんぽ鍋まで幅広い料理に合わせられます。1.8Lでも3,740円なので、家族で飲む晩酌用にも向いています。
注意点として、「澄月」は読み方が分かれやすい名前です。通販で探すときは漢字のまま「澄月 太平山」で検索すると確実です。
生もと純米 白神山水仕込みは燗で化ける食中酒
「生もと純米 白神山水仕込み」は、美山錦100%・精米歩合59%・アルコール度数15度・日本酒度+2.3。価格は720mlで1,540円、1.8Lで2,970円です。太平山の生もと造りを、日常の価格で味わえる1本です。
生もと造りの酒は乳酸由来のしっかりした酸を持つため、温めると酸と旨みがほどけて、冷やしたときとは別の顔を見せます。蔵元が「柔らかな口当たりと生酛ならではのコクとキレ」と表現するとおり、ぬる燗にするとお米を炊いたような香りがふくらみ、キレのある後口が脂のある料理をさっぱりと流してくれます。
具体的な合わせ方としては、ぶりの照り焼き、豚の味噌漬け焼き、しめさば、ハタハタの塩焼きなど、脂や塩気のしっかりした料理が好相性です。秋田の郷土料理「しょっつる鍋」のような発酵調味料を使った料理とも、同じ発酵どうしで味がなじみます。
豆知識として、生もとの酒は開栓してから数日たつと、角が取れて味がまとまってくることがあります。1.8Lで買って、開けたての味と数日後の味の変化を楽しむのも、生もとならではの醍醐味です。
| 酒蔵・産地 | 小玉醸造(秋田県潟上市) |
| 特定名称 | 純米酒・生もと造り(美山錦100%) |
| 精米歩合 | 59% |
| アルコール度数 | 15度(日本酒度+2.3) |
| 内容量・価格 | 720ml/1,540円(税込・公式) |
| おすすめの飲み方 | 40℃前後のぬる燗、または常温で |
大吟醸 壽保年は精米歩合35%のやや辛口
「太平山 大吟醸 壽保年」は、山田錦100%・精米歩合35%・アルコール度数17度・日本酒度+4.0の「やや辛」タイプです。価格は720mlで7,040円、1.8Lで13,640円です。
蔵元はこの酒を、山田錦を35%まで精米した「品評会グレードの大吟醸酒」と説明しています。天巧シリーズが純米大吟醸なのに対し、壽保年は醸造アルコールを加える大吟醸です。少量のアルコールを加えることで香りが引き立ち、キレのある軽快な飲み口になるのが大吟醸の特長で、日本酒度+4.0とアルコール度数17度が、引き締まった辛口の輪郭をつくっています。
華やかな香りがありながら甘さに寄りすぎない酒を探している方には、天巧35よりも壽保年のほうが好みに合う可能性があります。同じ精米歩合35%でも、天巧35は日本酒度-2.3、壽保年は+4.0と方向がまったく違うので、飲み比べると特定名称と日本酒度の違いがよくわかります。
注意点として、「大吟醸は純米大吟醸より格下」という思い込みは捨てておきましょう。醸造アルコールの添加は香りとキレを整えるための技術で、品評会の出品酒には大吟醸が多く使われてきた歴史があります。
本醸造 生原酒は19度の数量限定酒
「本醸造 生原酒」は、精米歩合65%・アルコール度数19度・日本酒度+5.6の「やや辛口」で、数量限定の要冷蔵商品です。価格は720mlで1,540円。原材料は米・米麹・醸造アルコールです。
「生」は火入れ(加熱殺菌)をしていないこと、「原酒」は搾ったあとに水を加えていないことを意味します。一般的な日本酒は加水して15度前後に整えますが、この酒は19度のまま瓶に詰めています。蔵元が「アルコール度数19度のインパクトのある飲み口と、しぼりたてならではのフレッシュ感」と表現するとおり、口に含むとピリッとした刺激と米の甘みが一気に押し寄せます。
19度の力強さを活かすなら、大きめの氷を1〜2個入れたロックがおすすめです。氷が溶けるにつれて度数が下がり、最初の力強さから、だんだん丸くなる味の変化を1杯の中で楽しめます。
ここで2つ目の失敗パターンを紹介します。「日本酒は常温で大丈夫」と思って、生原酒を買ってきたまま台所の棚に置いておいたところ、数週間で香りが変わり、甘ったるく重たい味になってしまった――という失敗です。原因は、火入れしていない生酒は酵素や微生物が生きたままで、温度が高いと品質が変化しやすいことです。対策は、購入したらすぐ冷蔵庫に入れ、開栓後も冷蔵で保管して早めに飲み切ることです。
本醸造 生原酒は、蔵元の公式ショップでもクール便で発送される要冷蔵商品です。受け取ったらすぐ冷蔵庫へ入れ、開栓後も冷蔵で保管してください。また、20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
シーン別に選び分けるなら、次のように考えると迷いません。秋田の酒をはじめて飲む方は澄月、燗酒や食中酒を楽しみたい方は生もと純米 白神山水仕込み、キリッとした辛口の大吟醸で乾杯したい方は壽保年、アウトドアや夏の晩酌でロックを楽しみたい方は本醸造 生原酒、そして贈り物には天巧か天巧20、という組み合わせです。
太平山はどこで買える?季節の限定酒と初めての1本

小玉醸造の酒はどこで買える?
小玉醸造の酒は、公式オンラインショップ、蔵ショップKooLab、太平山を扱う酒販店や通販サイトで購入できます。
確実に公式価格で購入したいなら、蔵元の公式オンラインショップが一番わかりやすい方法です。清酒太平山のカテゴリーに天巧シリーズから生もと純米、季節の限定酒までまとまって掲載されており、スペックと価格を見比べながら選べます。
通販サイトで購入する場合は、公式の価格と比べて極端に高い出品がないかを確認しましょう。天巧20のような高価格帯の酒は、店によって価格が大きく異なることがあります。公式の価格を基準に、送料も含めて比較すると損をしません。
注意点として、要冷蔵の本醸造 生原酒は、通販ではクール便での配送が必要です。常温便で届いた生酒は品質が変わっている可能性があるので、配送方法も必ず確認してください。公式オンラインショップは小玉醸造オンラインショップ(清酒太平山)から確認できます。
秋純米 ひやおろしはひと夏熟成の秋限定
秋の限定酒として出ているのが「秋純米 ひやおろし」です。美山錦100%・精米歩合59%・アルコール度数15度、価格は720mlで1,650円。春に搾った純米酒を低温庫でひと夏熟成させてから出荷する、数量限定品です。
ひやおろしは、冬から春に造った酒を一度だけ火入れして貯蔵し、夏を越して秋口に出荷する酒のことです。寝かせている間に味の角が取れ、蔵元が「穏やかで落ち着いた香りと滑らかな口あたり」と表現するような、まろやかな味わいになります。
秋の味覚との相性はとくに良く、さんまの塩焼き、きのこの炊き込みご飯、秋鮭のちゃんちゃん焼きといった脂がのった料理とよく合います。常温か、少し温めたぬる燗で飲むと、熟成のふくらみがいっそう感じられます。
注意点として、2026年9月19日時点で、公式オンラインショップの秋純米 ひやおろしは「品切れ中」の表示になっています。数量限定のため、気になる方は秋田県内の酒販店や、太平山を扱う取扱店の在庫を早めに確認するのが確実です。
AKITA CRAFT GIN 岑 №65は秋田素材のジン
小玉醸造は日本酒と味噌だけでなく、ジンも造っています。「AKITA CRAFT GIN 岑 №65」は、アルコール度数42度・500mlで価格は3,520円。数量限定3,000本の出荷予定と発表されています。
キーボタニカル(香りづけの主役の植物)は秋田県産のクロモジで、割り水には秋田県産の白樺樹液を使っています。蔵元は「クロモジを中心としたボタニカル由来の爽やかな味わいと、白樺樹液由来のほのかな甘さ」が特長のコンパウンドタイプ(漬け込み型)ジンと説明しています。東京ウィスキー&スピリッツコンペティション2026の洋酒部門で金賞を受賞しました。
日本酒好きがジンを楽しむなら、ソーダで割ったジンソーダがおすすめです。クロモジの清涼感のある香りが炭酸で立ちのぼり、和食との食中酒としても活躍します。受賞の詳細は小玉醸造のお知らせで確認できます。
知っておくと得するのは、ジンの度数は日本酒の約3倍あるという点です。日本酒と同じペースで飲むと酔いが回りやすいので、ソーダ割りやトニック割りで度数を下げて楽しんでください。
初めて飲むならどれがいい?
初めて太平山を飲むなら、純米吟醸 澄月か、天巧の180ml小瓶から始めるのがおすすめです。
澄月は720mlで1,870円と手に取りやすく、華やかな吟醸香とやさしい飲み口で、日本酒に慣れていない方でも飲みやすい中口です。天巧の180mlは1,100円で、太平山の看板である純米大吟醸を少量から試せます。
読者タイプ別に選ぶなら、フルーティーな甘口が好きな方は天巧35、キリッとした辛口が好きな方は壽保年、燗酒が好きな方は生もと純米 白神山水仕込み、とにかく手ごろに試したい方は澄月か生もと純米、という選び方が目安になります。
注意点として、「高い酒ほど自分に合う」とは限りません。天巧20のような高価格帯の酒は華やかさが際立つぶん、食中酒として日常的に楽しむなら、澄月や生もと純米のほうが合う場合もあります。好みと場面で選ぶのが一番です。
太平山はどう飲むとおいしい?温度別の楽しみ方
天巧と澄月は10℃前後の「花冷え」で香りを楽しむ
天巧シリーズや澄月のような香りの華やかな吟醸系は、冷蔵庫で10℃前後に冷やす「花冷え」の温度帯がおすすめです。
理由は、吟醸香の正体であるフルーティーな香り成分が、冷やしすぎると感じにくくなり、温めすぎると飛んでしまうからです。10℃前後なら香りが適度に立ち、酒の透明感とキレもしっかり保たれます。昭和8年に冷用酒を全国で初めて発売した蔵の酒を、冷やして味わうのは理にかなった飲み方です。
具体的には、冷蔵庫(一般的に3〜6℃)から出して5〜10分ほど置き、瓶の表面がうっすら汗をかくくらいが目安です。グラスは口がすぼまった小ぶりのワイングラスを使うと、香りがグラスの中に集まり、天巧の華やかさがいっそう感じられます。
注意点として、冷凍庫で急冷するのは避けましょう。短時間でも冷えすぎると香りが閉じてしまいますし、置き忘れて瓶が割れる危険もあります。
生もと純米は40℃前後のぬる燗で旨みを開く
生もと純米 白神山水仕込みは、40℃前後のぬる燗がもっとも持ち味の出る温度帯です。
生もとの酒は酸と旨みがしっかりしているため、温めることで酸がやわらぎ、米の旨みがふくらみます。冷やして飲むとシャープな印象だった酒が、ぬる燗にするとお米を炊いたときのような香りとまろやかさを帯びるのは、燗で化けるタイプの酒ならではの変化です。
家庭では湯煎で燗をつけるのが失敗の少ない方法です。以下の手順を参考にしてください。
豆知識として、燗をつけた酒は徳利からお猪口に注ぐ間にも温度が下がります。飲むときに40℃前後になるよう、少し高めで引き上げるのも一つの工夫です。

「燗とは、どのくらいの温度で温めた日本酒のことなの?」——居酒屋のメニューで「熱燗」「ぬる燗」といった言葉を見かけて、その違いが気になったことはありませんか。同…
本醸造 生原酒はロックやソーダ割りで度数を調整する
アルコール度数19度の本醸造 生原酒は、氷を入れたロックやソーダ割りで楽しむのがおすすめです。
原酒は加水していないぶん味が濃く、そのまま飲むと力強さが前に出ます。氷や炭酸で少しずつ薄めることで、しぼりたてのフレッシュな香りはそのままに、飲み口がやわらかくなります。度数を自分で調整できるのは、原酒ならではの楽しみ方です。
具体的には、ロックグラスに大きめの氷を1〜2個入れて生原酒を注ぐのが基本です。ソーダ割りにする場合は、よく冷やした生原酒と炭酸水を1対1で合わせると、キリッとした爽快感のある1杯になります。夏のバーベキューや、揚げ物の多い食卓によく合います。
注意点として、生原酒は燗には向きません。火入れしていない生酒を温めると、フレッシュな香りが飛んでしまいます。生原酒は冷やして、が原則です。
ヤマキウの味噌と合わせる「同じ蔵」ペアリング
小玉醸造ならではの楽しみ方が、同じ蔵が造るヤマキウの味噌と太平山を合わせる「同じ蔵」ペアリングです。
日本酒と味噌は、どちらも麹を使った発酵食品です。発酵由来の旨みや香りが重なるため、味噌を使った料理と日本酒は相性が良いとされます。同じ蔵で造られた味噌と酒なら、その土地の風土と蔵の発酵の癖を共有しているぶん、味の方向性がそろいやすくなります。
手軽に試すなら、ヤマキウの味噌を木べらに薄く塗って香ばしく焼いた「焼き味噌」に、生もと純米のぬる燗を合わせてみてください。味噌の焦げた香ばしさと生もとのコクが重なり、ちびちびと杯が進みます。きゅうりやかぶに味噌を添えるだけの「もろきゅう」なら、冷やした澄月とも合います。
注意点として、味噌は塩分が多いので、つけすぎると酒の繊細な香りを覆ってしまいます。天巧のような華やかな酒と合わせるなら、味噌はほんの少量にとどめ、酒の香りを主役にするのがコツです。
小玉醸造を訪ねるには?蔵見学・蔵ショップ・ギャラリー
蔵見学は5名以上から・1人1,000円でお土産付き
小玉醸造では、蔵見学を予約制で受け付けています。料金は1人1,000円(税込)でお土産付き、受け付けは5名以上からです。申し込みは公式サイトの予約フォームから、名前・電話番号・メールアドレス・人数・希望日時などを入力して行います。
見学では酒蔵紹介ビデオの放映があり、蔵の歴史や酒造りの流れを映像で学べます。醤油・味噌から始まった蔵の歩みや、生もと造りへのこだわりを知ったうえで酒を味わうと、同じ1杯でも感じ方が変わってきます。
5名以上という条件があるので、個人で訪れたい場合は、酒好きの友人や家族を誘ってグループで申し込むのが現実的です。職場の旅行や日本酒サークルの遠征先として計画するのもよいでしょう。見学の詳細や予約は小玉醸造の蔵見学ページから確認できます。
注意点として、蔵見学の受付時間や所要時間は公式サイトに明記されていません。希望日時を入力する際は、蔵元からの返信を待って日程を確定させてから、移動手段を手配するようにしましょう。
| 住所 | 秋田県潟上市飯田川飯塚字飯塚34-1 |
| 電話番号 | 018-877-2100 |
| アクセス | JR羽後飯塚駅から徒歩で約10分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
蔵ショップ KooLabでは有料試飲ができる
蔵の敷地内には、蔵ショップ「KooLab(クーラボ)」があります。築約100年の蔵を改装した売店で、かつて酒を搾る工程で使われていた「槽(ふね)」をテイスティングカウンターとして活用しています。
蔵ショップには日本酒を有料で試飲できる「きき酒コーナー」があり、太平山の銘柄を飲み比べてから購入できます。蔵限定品も扱っているので、ここでしか出会えない1本を探す楽しみもあります。
試飲を活用するなら、天巧・天巧35・天巧50のように同じシリーズで精米歩合や日本酒度が違う酒を並べて飲み比べるのがおすすめです。先ほどの比較表の数値と実際の味を照らし合わせると、自分の好みの軸がはっきりしてきます。
注意点として、試飲をする方は車の運転ができません。車で訪れる場合は運転しない同行者に試飲を任せるか、電車で訪れる計画を立てましょう。蔵ショップの営業時間は公式サイトで確認できなかったため、訪問前に電話で確認しておくと安心です。
ギャラリー ブルーホールで酒蔵建築とアートにふれる
小玉醸造の敷地には、築100年を超える酒蔵をリノベーションしたギャラリー「ブルーホール」もあります。入館には、見学料とは別に入館料が必要です。
100年を超える酒蔵の建物は、太い梁や厚い土壁など、酒造りのための工夫が詰まった空間です。温度を一定に保つための構造がそのまま残されており、アート作品とともに建物そのものを味わえるのが魅力です。
2026年は5月9日から10月31日まで、「永沢碧衣展 記憶の推積」が開催されています。秋に蔵を訪ねるなら、ひやおろしの季節に合わせてギャラリーものぞいてみると、酒と建築とアートを一度に楽しめます。
注意点として、ギャラリーの開館時間や入館料の金額は公式サイトで明記されていません。展示期間中でも臨時休館の可能性があるので、訪問前に問い合わせておきましょう。
電車なら羽後飯塚駅から徒歩で約10分
小玉醸造へのアクセスは、電車ならJR秋田駅から奥羽本線でJR羽後飯塚駅まで約30分、羽後飯塚駅から徒歩で約10分です。車の場合は、JR秋田駅から一般道で約40分、秋田空港から秋田自動車道を使って約40分、昭和男鹿半島I.C.から約10分です。
試飲を楽しむなら、電車での訪問がおすすめです。JR羽後飯塚駅から徒歩で約10分なので、帰りの列車の時刻を確認しておけば、蔵ショップでの試飲も気兼ねなく楽しめます。
秋田観光と組み合わせるなら、秋田市内に宿を取って日中に蔵を訪ね、夜は秋田市内の飲食店で太平山を含む秋田の地酒を楽しむ、というプランが組みやすいでしょう。
注意点として、奥羽本線の羽後飯塚駅は運行本数が多い都市部の駅とは違います。訪問前に時刻表を確認し、帰りの列車を逃さないよう余裕をもって行動しましょう。

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2026年は9月19日(土)~9月23日(水)がシルバーウィーク休業と告知されています。蔵見学は5名以上の予約制です。試飲をする方は車を運転できません。20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。
まとめ
小玉醸造を知る最初の一歩として、今夜は太平山の澄月か生もと純米を1本用意して、冷やと40℃前後のぬる燗の2つの温度で飲み比べてみてください。同じ蔵の酒でも温度で表情が変わることがわかると、天巧シリーズや季節の限定酒を選ぶ楽しみがぐっと広がります。
※価格・スペック・見学の受付条件は2026年9月時点の公式情報をもとにしています。最新情報は小玉醸造の公式サイトでご確認ください。

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